ネパール旅行_オススメの観光地 #カトマンズ近郊 #観光 #海外旅行

ネパール

本記事ではカトマンズ近郊でオススメの観光地を紹介します。私が実際に訪問した中で厳選したスポットをまとめますので、ぜひ旅行の際の参考にしてください!

カトマンズから徒歩圏内の観光地

アサンチョーク〜インドラチョーク (Asan Bazar ~ Indra Bazar)

カトマンズ中心地で朝早くから多くのローカルの方達や観光客が集まる活気のある市場です。路地には多くの露店(野菜や軽食などが販売されています)があり、現地の空気を感じられる場所です。

私は到着した翌日の朝にアサンチョーク〜インドラチョークを訪問して、ネパールの雰囲気を肌に感じることが出来て大満足でした。

アサンチョークからインドラチョークに抜けていくと、その先に観光地として有名なダルバール広場があるので散歩道としては最高の通りです!

アサンチョークの入り口付近。ここから通りに入っていきます。

ちょうどアサンチョークとインドラチョークの間に地元の方に人気のラッシー屋さんがあります!こちらにもぜひお立ち寄りください。

通りの途中には広場が数ヶ所あり、地元の方がお祈りをしたり、休憩したりしています。この眺めを見ているだけでも異世界に来た感じがして気分が上がりました。(良い意味で観光地っぽくない!)

広場にある寺院と休憩する人や行き交う人々たち。

ダルバール広場 (Durban Square)

インドラチョークを過ぎると左手に観光地として有名なダルバール広場が見えてきます。外国人は観光料(確かRs.1000,日本円で1000円程度)がかかります。入り口の受付らしきところで支払いをします。

受付をすると、すぐに数人の観光地ガイドが声をかけてきます。もしくは観光地ガイドと名乗らずに色々な説明をしたり、話しかけられたりします。ガイドが必要な場合はすぐに価格交渉をすることをオススメします。ガイドが不要な場合は最初から「ガイドは不要です」と伝えることが必要です。

特にカトマンズでは「無料でガイドするよ!外国から来た人にネパールを知ってもらうことが好きなんだ。」と言われたこともありましたが、タダより高いものは無く、ガイドが終わった後に高級品が売っているアトリエに連れて行かれたこともありました

ネパールは優しく、ホスピタリティの高い方が多いですが、話しかけられた際にはっきり目的などを聞いた方が良い気がしました。(お互いに気持ちが良い状態にするために)

ダルバールスクエアに入る直前に見えるタレジュ寺院。素晴らしい光景でした。

ダルバール広場の中には観光客よりもむしろ多くのローカルの方達がおり、お祈りしたり、休憩したりしていました。様々な国を旅行・観光しましたが、見たことのないような光景ばかりでネパールに来て良かったと思える場所でした。

たくさんの方がお参りしていた場所。右側の像はシヴァ神の化身らしい。

タメル地区 (Thamel Area)

タメル地区は様々なお土産店やレストラン、バーやホテルなどが集まっているカトマンズの中心街です。特にお土産を買う際はこちらのエリアに来ると様々な物が購入できます。

オススメのレストランなどは以下の記事にまとめていますので、ぜひご参照ください。

ダルバールマルグ地区(Durbar Marg Area)

ダルバールマルグ地区は高級な店舗やライブバーなどが並ぶエリアです。(日本でいう銀座?)

少し時間が空いた時にこちらの地区のカフェ(Himalayan Java)で景色を眺めていました。

Himalayan Java Cafeからの眺め。特に夕方〜夜は綺麗でした。

徒歩圏外のエリア

スワヤンブナート寺院 (Swoyambhu Mahachaitya)

カトマンズの中心からおよそ2km西に位置するネパール最古の寺院です。丘の上にあるため、相当な階段を登る必要がありますが、その分、景色も素晴らしいです。

寺院までの階段。途中に休むためのベンチもたくさんあります
頂上にある寺院。訪問した際は残念ながら改修中でした

朝7:30くらいに訪問しましたが、たくさんの参拝客と運動のために階段を上がっている人がたくさんいました。観光客はあまりおらず、市民の憩いの場としても愛されている印象を受けました。

また、こちらのお寺は別名モンキーテンプルとも呼ばれており、相当な数の猿たちがいました。(観光客よりも猿の方が多かった気がする・・・)

カトマンズ盆地の素晴らしい景色と小猿

パシュパティナート寺院 (Pashupatinath Temple)

シヴァ神が滞在したと言い伝えのあるネパール最大の寺院です。ネパールで最高の聖地とされ、ネパール以外からも多くのヒンドゥー教徒が訪れているようです。確かに私が訪問した際はインドの修学旅行生のような団体が観光をしていました。

丘から見た景色。階段のところにいる団体はお葬式をしていた。

またパシュパティナートは火葬場が隣接しており、当日は多くの火葬が行われていた。以下、Wikipediaに詳細があるので引用を貼り付けます。

が面しているバグマティ川には、隣接した火葬台を複数備える火葬場があり、に流される。バグマティ川は、ヒンズーの聖地である、インドバラーナシを流れるガンジス河に通ずる支流にあたるため、その聖なる水で遺体を清めガート荼毘に付せば母なる大河ガンガーへと戻ってゆくと考えられている。ゆえに、遺灰をこの川に流すのがネパールのヒンズー教徒の願望であり、輪廻転生を信じ墓を作らない習慣のヒンドゥー教徒にとって、この方法が理想的な死の形とされる[1]。バグマティ川の中では火葬が行われている脇で身体を清める者もあれば、洗濯をする女の姿も見受けられる。位の高いものほど上流の火葬台で焼かれる。バグマティ川に架かる橋上は、火葬の最高の見物ポイントになっている[1]

Wikipedia -パシュパティナート

生と死が混在しているような不思議な雰囲気に包まれて、物思いに耽っていると中々ベンチから離れることができませんでした。観光地に来て、このような不思議な気分になるのはこれまであまりなく、すごく良い体験でした。

ボダナート仏塔 (Boudanath Buddha Stupa)

カトマンズから東に6kmほどのところにある、ネパール最大のチベット仏教仏塔です。ブッダのお骨が埋められていると言われ、世界のチベット仏教の中心地だと言われている聖地です。

仏塔の周りは時計回りに回るのがルールのようです。たくさんの参拝客や観光客が同じ方向に歩いている姿と仏塔の素晴らしい景観が独特な雰囲気で何か居心地の良さを感じました。

仏塔の周りには観光客用にたくさんのお土産物屋さんやレストランがあります。カフェでコーヒーを飲みながら、行き交う多くの信者や観光客などをボーッと眺める時間が最高でした。

仏塔の周りに並ぶレストランやお土産物屋

テルコット〜チャングーナラヤン トレッキング (Telkot – Changnalayan)

ライトなトレッキングを希望の方はこちらのコースがオススメです。全長6kmの平坦な山道をトレッキングできるコースで途中途中に農村があり、ネパールの原風景を見ることができます。

こちらの道であれば、普通のスニーカーでも十分トレッキングできると思います。ただ、日差しが強いので日焼け止めは必須です。

山頂付近の公園から。少し霧がかって残念でしたが、十分に綺麗な風景でした。
農村の風景。農村に入ると地元の方もたくさん往来しており、「ナマステ〜」と挨拶すると、必ず挨拶を返してくれました。

ローカルの方から聞いていた事前情報では、多くの観光客がこのトレッキングコースを歩いていると聞いたのですが当日にすれ違ったのはローカルの方のみでした。観光のハイシーズンでは無かったからかもしれません。私は観光客がいっぱいいるところよりはローカルの方がたくさんいる場所の方が好きなので良かったです。

時間に余裕がある人はナガルコット(Nagarkot)からトレッキングするのも有りです。2時間と少しくらいのトレッキングコースです。Nagarkotは絶景で有名なので1泊して翌朝にトレッキングに出発するコースなども良いと思います!

チャングーナラヤン テンプル (Changnalayan Temple)

チャングーナラヤン テンプルは西暦323年から続くとされる寺院です。盆地が一望できる位置にある歴史を感じる寺院は神秘的で荘厳な雰囲気に包まれていました。

また寺院に続くまでの道自体が街の中を通るようになっており、地元の方の生活も感じられました。小さな街なので少し散歩しても楽しいと思います。

こちらの寺院は地元の学生たち(おそらく中学生くらい?)の遠足や修学旅行の観光地となっているようで、当日もたくさんの学生たちがお参りに来ていました。

チャングーナラヤンの街に入る門。この門の前で入場料(確かRs.300)を支払う必要があります。
暗い入り口の門から見える寺院は大変美しかったです。
寺院はちょうど改修を終えたところで色彩が素晴らしかったです。

帰りはチャングーナラヤンの門を出たところから、バクタプール(Bhaktapur)までバスが出ています。このバスでRs.25(30円ほど)でホテルまで帰ることが出来ました。複数人で来ている場合はPathaoでタクシーを呼ぶのも良いと思います。

バクタプールまでのローカルバス

バクタプール (Bhaktapur)

ネパール観光の際に絶対に行った方が良いと感じたオススメの都市/観光地です。

バクタプールはカトマンズから東に12kmにある歴史のある都市です。カトマンズからローカルバスでRs.40(日本円で50円程度)で行くことができます。数人で旅行しているなら、Pathaoでタクシーを手配しても安く移動できると思います。

過去に王国があったことから見応えのある王宮や広場などがあります。またこの町は「ジュジュ・ダウ」つまり「王のヨーグルト」と呼ばれるヨーグルトでも有名です。(確かにめちゃくちゃ美味しかった・・・)

以下、バクタプールのオススメ観光地を項目ごとに紹介します。

中心地の街並みを観光

バクタプールの見どころの1つは、その街並みです。通りにはレンガが敷き詰められ、街には小道が多く、小道の途中に人々が休めるような場所が設置されています。散歩しているだけでも楽しい街です。

レンガがたくさん使われた建物や通り。カトマンズと違った風景を楽しめました。
ところどころに池があり、散歩したり休んだりするスポットがたくさんあります。

ダルバール広場

歴史ある建造物を観光できるエリアです。カトマンズのダルバールスクエアとはまた異なる雰囲気を味わえます。バクタプールの方が広々として、人々もゆったりしているような印象を受けました。

広場には座って休める箇所も沢山あるので、そこで風景を楽しむのも良いと思います。

昼のダルバール広場。空と相まって、とても綺麗に見えました。

オススメは夜のダルバール広場です。ライトアップされた古代の街並みは神秘的で本当に綺麗でした。

ダルバール広場の入り口付近。夜でも会話を楽しむ地元の方々がいました。
ライトアップされて、それぞれの建物が本当に綺麗でした。

陶器広場 (Pottery Square)

バクタプールは陶器の生産が有名なようです。こちらの広場で陶器を製作したり、乾燥させたりする工程を見ることができます。また陶器製作の体験もできるようでした。

並べられて乾燥している陶器たち。

ジュージュー・ダウ (ヨーグルトの王様)

こちらのMadhikarmi Juju Dhauでジュージュー・ダウをいただきました。とても濃厚でヨーグルトのようなアイスのような食感で、まさにヨーグルトの王様に相応しい上品な味でした。

陶器はおそらくバクタプールで地産地消されているもののようで、食べ終わってお店に返却したところ、「外のゴミ箱に捨てておいて」と言われました。一回限りの使用のようです。

The 1990 Yummy Laphing & Momo

地元の方で大繁盛のレストラン(食堂?)です。こちらで食べたモモは他で食べたモモと違い、小さな肉まん(皮が歯ごたえある感じ)のようなものでしたが、めちゃくちゃ美味かったです。

Buff Noodleはジャージャー麺のような感じでした。こちらも歯ごたえのあるお肉と麺が絡んで本当に美味しかったです。

観光客はほとんどおらず、現地の方で繁盛しているだけあって、大変リーズナブルなお値段でした!

Buff Momo Rs.150 (日本円 約170円), Buff Noodle Rs.170 (日本円 約 約190円)

Khwapa Chhen Guest House and Restaurant

こちらのRoof topレストランからダルバール広場の入り口部分が一望できます。私はこちらで朝食をとりました。ダルバール広場の朝の景色を眺めながら食べる朝食は素晴らしいひとときでした。

Roof top レストランから見えるダルバール広場
朝食時の風景

The Garuda Bar

ダルバール広場の中心地を一望できるバーです。こちらでネパールのクラフトビールをいただきました。素晴らしい景色を眺めながらの一杯は最高の気分でした。こちらは観光客が多く訪れるバーのようです。

私はお昼に伺いましたが、夜も素晴らしい景色が見れると思います。

Barashinghe Beer Rs350 (日本円 約400) だったはず・・・

最後に

私はネパールに7日間滞在/観光する予定だったため、基本的にカトマンズから日帰りできる範囲で観光をしました。ポカラ観光も考えましたが、バスにすると往復で2日間が潰れてしまうことから断念しました。次回はぜひポカラやチトワン、ルンビニなどの地域なども観光してみたいと思います。

ぜひこちらの記事がこれからネパールを観光される方の参考になれば幸いです。

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