数年前に近所の公園で偶然捕まえたニホンカナヘビ(以降”カナヘビ”と呼びます)を連れ帰り、かれこれ2年近く飼育をしています。カナヘビはとても可愛らしく、さらに飼いやすい生き物です。ペットが禁止されているマンションなどでもカナヘビであれば飼っても良い場合が多いと思います。
本記事では皆さんにカナヘビの魅力をお伝えできればと思います。
ニホンカナヘビとは?
名前の由来 〜 ヘビなのか?! 〜
友人にカナヘビを飼っている話をすると、多くの人から「蛇を飼っているの!?」と驚かれます。カナヘビは”蛇”ではなく、”トカゲ”の仲間です。尻尾が長く、蛇に見えたことから、昔から”カナヘビ(愛蛇)”と呼ばれていたことが由来のようです。確かに尻尾が長く、美しい点はカナヘビの大きな魅力です。
生態
- 生息地: 日本全国
- 体長: 15cm 〜 25cm (体長のほとんどが尾となります)
- 活動時期: 5月頃〜12月頃まで活動し、寒い期間は冬眠する。
- 行動: 基本的には昼行性。よく姿を現すのは早朝や夕方頃。
- 食べるもの: 昆虫(特にクモが好物)。飼育の場合は餌付けすることでトカゲ用の餌も食べます。
- 寝る場所: 茂みや葉っぱの上で寝ます。
- 産卵: 春〜夏にかけて交尾し、5月〜9月頃までに数回に分けて卵を産みます。一回の産卵で2〜7個の卵を産みますが、親は卵や幼体の世話は行いません。卵は順調に育てば約2ヶ月で孵化します。
ニホンカナヘビを飼う魅力
カナヘビを飼う魅力は多数あります。以下にいくつかの魅力を挙げてみます。
- コンパクトで扱いやすい:
カナヘビは小型(上述の通り体長15-25cm程度)で、飼育スペースも狭くて済むため、初心者でも扱いやすいペットです。 - 病気などになりにくい:
カナヘビは非常に丈夫で、適切な環境で飼育されていれば、長寿命で健康的に生きることができます。ただし適切な環境を構築するのに少し費用がかかります。 - 見た目が美しい:
カナヘビは個体ごとに異なる美しい模様と色彩を持っています。我が家のカナヘビも薄茶っぽいのもいれば、黒っぽいものもいます。非常に変化に富んだ模様が見ていて飽きません。また個体を識別しやすいところが更に愛着が湧きやすい点でもあります。 - 餌の入手や給餌などが簡単:
カナヘビはホームセンターなどで簡単に入手できる人工飼料を与えることも出来ます。また主に昆虫や小さな爬虫類を食べるため、近所で餌の調達することも比較的簡単です。 - 観察することが楽しい:
カナヘビは非常に活発で、その動きや行動を観察することが楽しいです。また、飼育環境を工夫すれば、彼らが行う自然な行動を見ることができます。
本ブログでは様々な記事でカナヘビに関する内容を発信しています。
最後に
カナヘビを飼うことは非常に魅力的なものとなっています。
ただし、十分な知識と責任を持って飼育することが重要です
皆さんのカナヘビとの生活に少しでもヒントになるような記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
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