カナヘビ飼育に必要なもの|餌、ケージ、ライトなどオススメを紹介

カナヘビ

この記事は次のような人におすすめです!
■これからカナヘビを飼うが何を揃えればいいかわからない
■カナヘビの飼育セットをできる限り安く抑えたい

カナヘビを飼う魅力

春の陽気が訪れると、カナヘビが冬眠から目覚めて活動を始めます。

公園や野原などで“カサカサッ”と音がするとカナヘビが近くにいる可能性があります。
ぜひ周りを見渡してください。

カナヘビは本当に可愛らしい生き物です。
多様な仕草を眺めているだけで時間がどんどん過ぎていきます。

この記事ではカナヘビをこれから飼いたいと考えている方にとって、出来る限り簡単に、かつ長く飼えるようなコツやグッズを紹介したいと思います。

カナヘビ飼育に必要なもの

飼育には最低限以下の用品が必要です。
■飼育用ゲージ
■床材
■エサ
■ライト(寒い季節になると必須です)
■エサ入れ/水入れ
■その他オブジェ

飼育用ゲージ

カナヘビは良く動くため、ケージが大きければ見ている側も楽しいです。
以下、いくつかの候補となるゲージを掲載します。

[憧れの逸品] GEX: グラステラリウム

メンテナンスや給餌が簡単な観音トビラ式のフロントドア、トップカバーは通気性の良いメッシュスクリーンなど魅力的な機能が詰まっています。ずばりカナヘビ飼育者の憧れのケージです!

カナヘビや生き餌の脱走の心配もトップカバーがあれば安心です!
数匹の飼育であれば グラステラリウム3030(31.5cm * 31.5cm * 33cm)で十分かと思います。

[コスパ重視] GEX: グラステリア300

サイズ:25cm * 30cm * 25cm (幅/奥行/高さ)

本来、水槽として使われているシリーズでデザイン性が高いです。また透明度/視認性も高い設計のためストレスなくカナヘビを観察できます。ただし、上記のグラステラリウムと異なり、トップカバーが無いため上部は開放したままとなります。そのためカナヘビや餌が逃げないよう注意する必要があります。(カナヘビはガラス面は登れませんがケージ内に高めのオブジェを入れるとそこから脱走の可能性があります)

我が家は飼育当初から グラステラリウム300を使っています。1年以上飼育できているので環境は問題ないと思います。

床材

床材は100均の土でも問題ないですが、メンテナンス性を考えると以下のものがオススメです。

[メンテナンス性◎] EXO TERRA: デザートソイル

カナヘビ飼育は毎日のメンテナンスとしてフンの掃除などがあります。その際にこちらのソイルを使用していればフンが固まってくれるので掃除がしやすいです。また床材は日が経つにつれ汚れが目立ったりするので定期的な入れ替えがオススメです。床材入れ替えの際も一般的な土のタイプと比べてガラス面への付着が少なく、作業が楽でした。ちなみに2kgの容量を購入するとグラステリア300の場合は2-3回分の床材交換が可能でした。

[見た目◎/動きがわかる]ハイドロボール

[追記]最近、こちらのハイドロボールの使用を開始してみました。土の色が濃い茶色で見た目が美しくなるのと、カナヘビが動くと小さく”カサッ”と鳴るので動きがわかりやすいです。値段も安いので最近はこちらを多く使い始めています!(100均一でも購入可能です)

餌(エサ)

カナヘビの飼いやすいポイントは人工飼料を与えれる点です。我が家では以下のような人工飼料を使っています!

[嗜好性抜群] GEX: ワイルドワーム(乾燥) 70g

我が家は4匹のカナヘビを飼っていますが、全てのカナヘビがこのエサを1番食べます。袋から取り出して餌入れに数匹を入れておけば良いので餌やりが本当に楽に済みます。また相当な容量が入っており、我が家では1袋で半年近く使えています。(見た目は乾燥した幼虫なので苦手な方はお気をつけください)

[栄養バランス◎] GEX: フトアゴブレンドフード

フトアゴトカゲ用のエサですが、こちらも我が家のカナヘビはよく食べます。水で数分間ふやかした後に小さく分けてエサ入れに置いています。フトアゴブレンドの原料は上で紹介したワイルドワームと同じものが35%含まれており、その他爬虫類に必要な各栄養素が含まれています。

我が家のカナヘビが健康に暮らせているのもフトアゴブレンドフードのおかげです!
ちなみに我が家は250gを使用していますが、約半年ほど使えているのでコスパ抜群です!

[栄養バランス◎] GEX: レオパブレンド

上記のフトアゴブレンド以外にこちらのレオパブレンドも食べます。フトアゴブレンドが飽きないよう、こちらの餌と交互に与えています。

フトアゴブレンドと同様に水でふやかした後に小さく切り分けてエサ入れに置いています。

ライト

カナヘビは日光を浴びることで体内に紫外線B波長(UV-B)を取り込み、カルシウムの吸収や新陳代謝などに必要なビタミンD3を合成することができます。UV-Bの不足によりカルシウムが生成できなければクル病という病気にかかってしまい、命に関わります。

そのため十分な日光浴を日常で提供できない場合、または冬も飼育をしたい場合はライトが必須になります。我が家ではUV-Bライトに加えて、体を温めるためのハロゲンライトも併用しています。

飼育当初はライトを2種類も買うと初期費用がかかるので購入しようか迷いましたが、この2つのライトがあるおかげでカナヘビ達の健康に繋がっているのだと思います。

↓体を温めるようのライト

↓UVC-Bのライト

エサ入れ、水入れ

我が家では100均で購入した小さな陶器にエサや水などを入れています。
その他、最初はペットボトルの蓋で代用しても良いかと思います。

その他オブジェ

その他購入してよかったオススメのオブジェを紹介します。

グリーンボール (Seria)

上の写真はSeriaで購入したグリーンボールです。思ったよりもカナヘビたちに好評で昼は涼むスペースとして、夜は寝床として活躍しています!グリーンボール内部には空洞があり、そこで休んだり寝たりしている姿もよく見ます。

Amazonでも似たようなフェイクプランツが売っていますので、こちらでも問題ないです。

レンガ (ホームセンター)

レンガを入れたことですごくオシャレになったのと、レンガ自体が熱を吸収しやすく、カナヘビがお腹を温めるスポットとして活躍しています。

レンガにこだわらなくとも、おしゃれなオブジェがたくさんありますのでぜひご参照ください。

流木 (ホームセンター)

流木も入れることですごくオシャレ感が出ました。カナヘビは低い木などに登ることができるので立体的なオブジェを入れておくと自由な動きが生まれ、観察していても楽しいです。あいにく、我が家はトップがオープン型のケージなので高さに制限がありますが、もしケージの買い替えが出来たらもっと自由度のレイアウトを楽しみたいと考えています。

最後に

今日はカナヘビの飼育セットの例を紹介させていただきました。

カナヘビの飼育を開始する方に少しでも参考になればと思います。

これからもカナヘビに関する記事を掲載していきますのでぜひお楽しみに!

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